日本について最初に感じたことは、「暖かい」ということ。
その次は、「日本人、はっきりものを言え」「道がきれい」 東京にいるあいだ数日、高校の時の友人宅にお世話になった。 かなこちゃんと食べるラー油君の新婚。 二人とも高校の同級生で、10年越しについに結婚。 彼らの結婚式にはモンゴルにいる間だったので、参加することが出来なかった。 モンゴル2年間で悔やまれる出来事の一つである。 東京でバリバリとお仕事を頑張りながら、二人の生活というものを二人なりに大切に紡いでいる。 結婚をしたことで、何か今まで見えてこなかったような繊細な部分や見過ごしてきた部分を見直し、その一つ一つを大事に抱きしめようとしている。 そんなことを感じ、心がジワっとなる。 こんな豊かな朝御飯を僕は知らない。 僕が居るから頑張ったのかもしれないが、いつも通り朝御飯を一日の始まりとして大事に考えている、という風だった。 涙が溢れるような味。 なんて豊かなんやろう。 食べるラー油君、こんなんちゃうかったやん。そんな柔らかい感じになるなんて。 そして驚かされたこと。 いつの日か、彼にあげたものを僕の前に出してくれた。 驚きと懐かしさ。 馴染んで自然になっている。 結構な頻度で食卓に上がると言ってくれた。 つくった当時の気持ちがじんわり蘇ってくる。 自分のものは、自分から離れた後に再会できるものという感覚がなく、しかも2年間も陶の場から離れていた。 だから自分のつくったものとの再会が妙な気持ち。気持ちをグイッと連れ戻してくれるようであった。 当時の技量や感覚の未熟さなどはどうであれ、なんかうれしかった。 友人のそのもてなしの心。味わい。 友人夫妻と共に過ごして、もう一つの「暖かい」に包まれる時間であった。 ありがとう
by mongoling-yanwoo
| 2012-01-21 08:41
| 日本
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